薪ストーブ生活  〜薪を乾燥させる編〜

6.薪を乾燥させる

この工程は薪作りの最終工程となります。薪割りした木を薪棚に収めていく作業です。

 

 

この工程は私にとっては面倒なそれの一つとなっています。木を割ると当然数が増えます。重さは変わらないが数が何倍も増えるため、こなさなければならない数がとても増えてしまった感覚に陥ります。

 

薪棚に収めていくにはある程度整然と並べていく必要があります。そうしなければ限られたスペースに多くの薪を収められないからです。ただ投げ入れれば良いわけではありません。並べるには基本一本づつ積み上げていくことになります。斧を入れた倍数で薪の数が増えているので、並べはじめは気が遠くなりそうになります。私の場合、薪棚の近くで薪割りをするので、移動距離は5mほどでありますが、これを何十回も往復運動しながら薪棚に収めていくことになります。もっと多いかもしれません。

 

まず収める薪を選び、かがんで、右手に一本、左手に一本と薪をつかみ、薪棚に移動し、薪を収める、そしてまた割り散らかした薪たちの元に戻り、収める薪を選んで・・・の繰り返し。これを何回も何回も繰り返すのです。

 

意外に握力などが落ちてきます。腰への負担もあります。何よりうんざりしてきます。並べはじめはキレイにこだわって並べようとしますが、それも束の間です。キレイに並べるために運ぶ薪を選ぶそのエネルギーがもったいなく感じます。選んでいるその僅かな時間も惜しくなります。いつの間にか偶然目に入った薪を手でつかむ、それくらいまで妥協しています。

 

延々と・・・。

 

ただこの作業を諦めずに続けていると、必ず終わりが見えてきてきます。そして全てを薪棚に収め終わると、この工程でも半端のない達成感を得る事ができます。薪棚に並んだ薪を眺めていると、やり遂げた思いが込み上げてきます。よくやったぞ、自分!といった感じです。

 

あとはシーズンまで放っておくだけであります。台風シーズンなどの強風で、薪棚のポリカーボネイトの屋根が外れたりすることもあるため、多少薪棚自体を気にする程度です。

 

以上数回にわたってのブログが、私独自の薪準備、薪づくりについての雑感的な内容となります。いかがだったでしょうか?これから薪ストーブ生活を考えている方、もしくは薪ストーブをすでに使っており、自分で薪を準備している方にも少しはお役に立ちましたでしょうか?また何かお役に立ちそうなアイデアがあれば発信していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。